3月は毎週のようにやばくて。
来週はLee RanaldoとJames Ihaという、ある種フロントマンに勝るサイドプレイヤーの新譜が出るわけです。
というか単にサーストンより、リー。ビリーより、イハ。に親近感というだけなんですが。
で、今週(先週はSEEDAの新譜でした)。


― Sleeping Workers ―-kokou no
虚弱。 『孤高の画壇』

ロクデモナイ妄想ですが、65DaysOfStaticをガールズバンドに演奏させて
それをプロデューサーとして後ろで見ながらニヤニヤする。そんな夢。

広義でも狭義でもtoe一派とでも言いますか、「平成ガールズバンドの極北」という惹句は素晴らしい。
jizue(こちらも同じくtoe一派)かな。

素晴らしい(何よりアートワークも)、勿論素晴らしいが、、
悲しいかなこういう音楽を霞の代わりに食していた頃に聴いてみたかった。
つまりtoe、pele、tristeza、あとfrom monument to massesから地続きなだけに
否応無く未聴感が皆無。
VOCALOIDを採用する手腕も、評価すべきかもしれないし、
初音うんたらに疎い人間からしても良い曲だと思う。
だけど、未聴感が欲しい!
頑張れ平成の女の子。
期待します。

― Sleeping Workers ―-in my shoes
SALU 『IN MY SHOES』

こちらもアートワークが素晴らしい、マジで待望してた1枚。
何が嬉しいかって、先行の2曲が入ってること(笑)
iTunesで買わなくて済んだんだじゃねーか、なんてケチ臭いこと言わねーよ。
最近の「ダウンロード限定」って潮流にうんざりしてたんだよ。

今気づいたけど、この天才、虚弱。の4人とほぼ同年代じゃないですか?

こちらは外れ無しBACH LOGIC、OHLDのトラックと、実証済みの未聴感バリバリの
打ち込みもかくやのtoo skillfulなラップ(とflow、というかgroove)が
冒頭から溢れて出して完全にknock down。
その部屋を出ろ。
曲数が14曲(先行2曲を外せば実質12曲)というコンパクトさも良いです。
skillfulな上に、メッセージが何気にずっしり重いのでちょうどいい満腹感。

1stにして超名盤。
期待します。